綿花の輸入

タオル豆知識

タオル作りには一般的に綿糸が使われており、その原料となる綿花は綿葵科ゴシピウム属の亜熱帯植物です。
この植物の実が膨らんだものが、はじけるように破れて綿の繊維が出てきます。
これが綿花、コットンボールと呼ばれるものです。
タオル作りに使われる糸は、綿花を紡績して作られています。

現在、日本で綿花の生産はほとんどされておらず、99%が輸入品となっています。
そのなかでもアメリカからの輸入が多く、40%近くを占めています。
アメリカ以外では、オーストラリア、ギリシャ、ブラジルからも多くの綿花が輸入されています。
アメリカの広大に広がる綿花畑の光景をテレビなどで見たことのある人もいるのではないでしょうか。
アメリカなどの綿生産国でつくられた綿花が日本に輸入され、(または綿花を紡績したものが輸入され)、私たちが普段使っているタオルの原料となっています。

綿はふわふわと軽いものなので、固く締め付けて梱包した綿俵(1俵が480ポンド・218kg)で換算し、綿生産量や取引量を表現しています。
おおよそですが、85俵≒18,480kgの綿から、バスタオル(1枚あたり約300gとして)約40,000~45,000枚分の糸がつくられます。
世界ではタオル製作のために、日々膨大な量の綿花の取引が行われています。

 
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