タオルの原料の綿について

タオル豆知識
タオルの原料となっている綿はさまざまな国で作られています。
世界の生産量の上位を占めるのは、中国・インド・アメリカ・パキスタン・ブラジルなどです。
特に上位3国(中国・インド・アメリカ)で、世界の綿の生産量の約6割を占めています。
 
一方で日本はどうかというと、明治時代に政府の政策により綿の生産は強化されましたが、その後は安価な海外からの輸入品にシェアを奪われ、現在では日本における綿の国内自給率はほぼ0パーセントとなっています。
 
綿の性質は生産国およびその地域によってそれぞれ特色があります。
アメリカでは中番手紡績用のアプランド綿が大部分です。
インドでは細番手紡績用である超長綿のスビンなどが生産されています。
中国ではアプランド綿をはじめとしてさまざまな種類の綿が栽培されています。
 
アメリカ、カリフォルニア州のサンホーキンバレイで栽培されているサンホーキン綿は、強度があり色合いもナチュラルなホワイトで、日本では好んで使用されています。
またサンホーキン綿以外でも、アメリカで生産されているものとしてカルフォルニア/アリゾナ綿やメンフィス綿、スーピマ綿が有名です。
 
私たちが日々使っているタオルも、タオルによって風合いや柔らかさなど使い心地が異なりますが、織り上げる工程や仕様の違い以外にも、原料となっている綿の違いが要因となっていることもあるようです。
 
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